管理機能の概要

管理機能の概要

次にシステム管理機能強化を見てみよう。「問題ステップ記録ツール」でトラブル・シューティングなどのために、ユーザーの操作履歴や画面表示状態の記録ができるようになり、「信頼性モニタ」ではWindowsの問題レポート機能と併合され、トラブル発生時に速やかに適切な解決方法の提示が可能となった。「AppLocker」は、特定のアプリケーションを実行禁止する機能だ。これにより、先に挙げたメモリの消費をまた一段と抑えることができる。「監査機能の拡張」は、オブジェクトの監査機能が強化され、グループ・ポリシーを用い、より細かい監査が実現した。他に「PowerShell2.0」「RSATツール」が補強・追加され、管理環境は飛躍的に向上したのである。

Windows7OS

Windows7OS

Windows7は2009年10月22日に登場した。1985年の誕生から数えると、7代目のWindowsである。先代のWindows Vistaより、美しいインターフェースを引き継ぎ、操作性・互換性などが向上し、更にはVistaユーザーの意見を多く取り入れ、非常に完成度の高いものとなっている。まずは基本的なOSの能力を見極め、それをどう向上するかを検討した上で、単独的な企業視点のみを押し通さず、ユーザーの意見をしっかりと取り入れ、分析する事により、理想を少しでも現実化しようとする姿勢は本当に素晴らしい。この流れは意外に頭では分かっていても、組織として実現させるのは難しい点でもある。これを忠実に実行し、Windows 7は不動の位置を得た。